技術のフロンティアを自負するプロフェッショナル集団・PSDが、最先端技術を駆使し、妥協や打算を許すことなく作り上げた製品をご紹介します。
「制御」という技術をもって、国境を越えたソフトウェアや、「郷土愛」や「地域貢献」の想いを込めて作りだされた製品まで、最先端技術を駆使したものづくりをご覧ください。
PSDの技術 Technology
私たちの技術コンセプトはソフトウェアとハードウェアの融合、すなわち人と機械の高度なコミュニケーションを実現することです。
これこそが真の「制御技術」だと思っています。
制御技術は多種多様な産業や社会場面において必要とされる様々な機器やシステム(機械、ロボット、装置、社会システムなど)を、安全でより利便性の高い効率的なものへ、また、個人や企業が保有するIP(知的資産)をより有効的なものへ具現化することのできる技術なのです。
そして、その過程で忘れてはならないものは、私たち人間が使いやすく、安心感をもてる「人間性の理論」の尊重であると考えます。
私たちPSDはこれらのことを踏まえ、社会そして人類の幸福に貢献できるよう、制御技術のプロフェッショナルを目指して日々邁進していきます。
社長、PSDを語る
- ソフトウェア開発 ~世界最先端のシステム開発~
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PSDの仕事の多くはグローバル展開されている先進的な企業からの受注です。手掛ける分野は多岐にわたり、そのいずれもが日本のみならず世界で使用されているシステムとなっています。
イントラロジスティクス(物流)
今日、ニーズの多様性や物流の加速化により、工場や物流センターにおいても迅速さ、正確さ、省力化は必要不可欠な要素となってきました。
あらゆるものの自動化が急速に進められ、物の流れを統合管理する重要性が高まっています。
PSDでは、40年以上に及ぶ実績を基に、自動倉庫やコンベアなど搬送装置を使った、様々な物流システム、製造ラインの自動化システムのソフトウェア開発を行い、それらは世界中の物流分野で活躍しています。
電子装置
高度に発達した社会において、通信や様々な電子装置はその社会の基盤を成しています。
PSDでは、長年にわたり蓄積してきた信号処理技術や、Tornado(VxWorks)、DSP(Digital Signal Processor)など、専門特化されたリアルタイム処理システムを用いて、制御・解析ソフトウェアの開発を行っています。気象や宇宙などの専門分野で幅広く社会基盤の発展に貢献しています。
流通決済
大型ショッピングセンターから個人商店まで、あらゆる所でクレジットカードや電子マネーが使用される時代となりました。
店舗に設置された決済端末からの取引データは、リアルタイムにネットワーク上を流れ、その有効性について、瞬時に判断、応答を返す必要があります。
PSDではこれらのデータの流れを制御したり、店舗の売上を管理するシステムのソフトウェアを開発しています。
日常的に行われている「買い物」という行為の中で、PSDが開発したシステムは24時間休むことなく動いているのです。
- SeaVision ~進化し続ける測深システム~
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さかのぼること1997年。ここ南国高知で1台の超音波測深装置「SeaVision SV-500」が誕生しました。
発表当初はソフトウェアハウスが作るハードウェアとして見向きもされない日々が続きました。
それでも開発者達は、情熱と不屈の精神をもって改良に改良を重ねてきました。そうして二十数年の時を経て、進化系測深管理システム「 SV-Sonar1000」は生まれたのです。
SV-Sonarは超音波センサーとデジタル技術を使用して海底をスキャンする、測深システムです。
現在、日本販売シェア1位。今や海洋土木事業では欠かせないシステムとなっています。
また近年、 SeaVisionシリーズとして、工事の進捗を管理する施工管理システム「SV-Navi」、各種機器の動作状況を見る機器情報モニター「Virtual Bridge Monitor」、3D画像で施工状態を見る施工監視システム「SV-Viewer」を発表。
まだまだ進化は止まらない。
SeaVision
SeaVision
- 餌ロボ ~水産革命~
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IoT、AI、クラウド…、技術の発展がいくら目覚ましくとも、それが適切に使用されなければ無用の長物、活用されなければ意味がありません。
PSDは養殖産業に対する「水産革命」をスローガンに、AI学習機能を用い、適切なタイミングに適切な量を給餌できる自動給餌器「餌ロボ」を開発しました。
また、いけす内の様子は、超音波を使用して、濁りや光量の影響を受けることなく高い精度で測定することを可能としました。
人の力ではできないことをする、人の知恵を取り込む。
「餌ロボ」は水産業界の新しい形、養殖業者様の理想を実現するために生まれた、人と育つ給餌システムなのです。
餌ロボ
- イタドリ皮剥ぎ機 ~春の風物詩~
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「高知と言えばイタドリやろ!」
およそ20年前、創業者中谷のひと言で始まったイタドリの自動皮剥き機開発プロジェクト。
それ以来、毎年4月になると、大量のイタドリを持って出社する社員の姿が…。(その姿を見て春の訪れを感じる社員もいるとかいないとか…)
開発できるのは、イタドリが採集できるひと月間ほど。そう、イタドリに勝負を挑める時間はとてつもなく少ないのです。
郷土愛に根付いた熱い想い…、イタドリとの闘いはまだまだ続いています。
イタドリ開発記